明日の秋津を考える会会報(2018年12月)

12月の会報を発行しました。今年1年間の活動の振り返り、秋津住民の方からの投稿・寄稿が主な内容です。

来年3月、とうとう、地域に愛された秋津幼稚園が廃園となります。秋津コミュニティの賑わいがひとつ消えてしまうのではないでしょうか。無くなってしまってから嘆いても手遅れです。そして、秋津小学校は公共施設再生計画で廃校が計画されています。秋津コミュニティの核を守らなくてはという決意を新たにする年末です。

新年最初の定例会は、1月19日(土)16時から、秋津4丁目の集会所で行われます。初めての方も大歓迎です。ぜひご参加ください。

公共施設再生計画に関する経緯(1)

秋津幼稚園の急な廃園(2019年3月末で廃園、2019年4月から香澄幼稚園と統合し、香澄幼稚園の跡地で「新習志野こども園」へ)を行い、更には、秋津小学校の廃校(香澄小学校との統廃合)を計画している習志野市の公共施設再生計画。この計画は2014年3月に策定されて、実行されてきています。

秋津地域ではなく大久保等他地域でも大きな問題をもたらしているこの計画、そもそもどのような経緯で作られてきたのでしょうか。計画の問題を把握するためには、過去の経緯を理解することも大事だと思いまして、過去の行政文書等を読んだ結果、数回に分けて経緯を振り返りたいと思います。

大きな流れとしては、2009年3月の「習志野市公共施設マネジメント白書」、2011年3月の「習志野市公共施設再生計画策定に対する提言書」、2012年5月の「習志野市公共施設再生計画基本方針」、そして2014年3月の「習志野市公共施設再生計画」という流れになっています。

1回目の今回は、2009年3月の「習志野市公共施設マネジメント白書」以前を振り返ってみたいと思います。

習志野市は1954年に市制施行し、1970年にはまちづくりの基本理念として「文教住宅都市憲章」(以下の参考リンクを参照)を制定しています。高度成長期(1954年から1973年と一般的に言われています)において埋立や鉄道・高速道路の整備に伴って人口が増えて、様々な公共施設を建設してきました。この時に、習志野市だけでなく日本全国の自治体も同様ですが、将来の人口動態等を考慮せずに公共施設をどんどん建設し、老朽化に伴う更新とその費用を考慮していませんでした。

また、バブル経済崩壊(1991年から1993年と一般的に言われています)後は、市の財政維持・再建を目的とし、施設の維持更新費を含む各種予算を削ったため、公共施設の老朽化がさらに進みました。これらの経緯は、公共施設再生計画の参考資料1に以下のように記載されています。

「習志野市は、行財政改革に前向きに取り組み、債務残高は減少しましたが、一方では、数値に表れない公共施設の老朽化が進んでしまいました。」

ここまでの経緯で、問題点・反省点は三つあります。

1.国全体の動向(高度経済成長、バブル経済崩壊等)に強い影響を受けて、場当たり的な対応を続けてきたこと(これは習志野市以外の自治体もほぼ同様です)。

2.バブル経済崩壊後の対応においては、街づくりの理念や生活をする市民の視点よりも、行財政改革という手段を目的化してしまい、その結果、公共施設の老朽化を進めてしまったこと。

3.最後に、上記に引用した記載のように、過去の反省をしっかりとしていないこと(「老朽化が進んでしまいました」と他人事のように記載していますが、要は、市長・市議・市役所が場当たり的な対応をした結果、老朽化「させてしまった」ということです!)。反省がないまま場当たり的な対応を続ける市の姿勢は、これ以降も続いていき、今も変わっていないと言えるでしょう。

1回目ということで長くなってしまいましたが、次回は、よりポイントを絞って、2009年3月に策定された「習志野市公共施設マネジメント白書」の中身と問題を紹介します。

(参考)習志野市の文教住宅都市憲章 *以下をクリックしてください。
https://www.city.narashino.lg.jp/joho/keikaku/seisakukeiei/tyouki/kensho.html

秋津小学校がテレビで紹介されます!

習志野市立秋津小学校が、地域住民と子供たちが一緒に学び活動する「コミュニティースクール」の好事例として、NHK総合1で紹介されます。放映日時は、2018年12月16日(日)午前10時5分から10時53分(NHK総合1)、番組案内は以下ホームページのとおりです。ぜひご覧ください!

↓番組情報はこちらをクリック(3種類の番組案内があります)
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2018-12-16&ch=21&eid=20094&f=2381

https://www.nhk.or.jp/chiiki/program/181216.html

https://www.nhk.or.jp/ashita/bangumi/

こんな素晴らしい小学校を無くしてしまっていいのでしょうか。

公共施設再生計画は、コミュニティーの核となっている小学校を無くして、いったい何を再生しようというのでしょうか!!

明日の秋津を考える会会報(2018年11月)

11月の会報を発行しました。11月4日(日)に行った講演会の様子、学校施設再生計画検討専門委員会の傍聴記録、秋津の街づくりへの想いが溢れる投稿等が掲載されています。次回の定例会は、12月9日(日)16時から秋津4丁目集会所で行います。初めての参加も大歓迎です。

将来を担う子供たち、「住民が主役」の秋津の街づくり、そして、習志野に住む一人一人のために、「できることを、できる時に、できる限り」やっていきましょう!

学校施設再生計画について

公共施設再生計画と「密接に連携した計画」として、習志野市は、2014年1月に「学校施設再生計画」という計画(以下ご参照)を作っています。

【学校施設再生計画】(2014年1月)

この計画でも、「推計上では向山小学校や袖ケ浦東小学校、秋津小学校等、今後、各学年1クラスになってしまう学校もあり、適正規模を考慮し、施設の統合等も考えていかなければなりません。」(計画の12頁後段)という記載があり、児童数の減少等に対して安易に学校施設を統廃合しようとする考えが示されています。

しかし、この計画には、「教育は人づくりであり、人づくりはまちづくりである。」(2頁)、「地域に開かれた学校づくりを推進するため、子どもを含めた地域の人々が交 流・連携しやすい空間を形成する。 」(4頁)とも記載されています。

この計画、そして公共施設再生計画を改めて読むと、習志野市役所は、「人口や児童数が減るだろうから公共施設は減らさなくては、公共施設で一番面積の広い施設は学校だから統廃合しなくては」、という短絡的な考えであることがよくわかります。そのような考え方ではなくて、人口や児童数をどうやって維持していくのか、仮に減るのであれば地域の核である学校をどのように維持し地域コミュニティを成熟させていくのかということに知恵を絞るべきなのです。短絡的に施設を統廃合していくという政策はまちづくりの放棄と言えるでしょう。

なお、この学校施設再生計画については、現在、市が「習志野市学校施設再生計画(第2期計画)検討専門委員会」を設けて、第2期(2020年度から、約1年半後です!)の計画について意見を聴取しています。この動きも注視が必要です。

12月の定例会のお知らせ

明日の秋津を考える会、12月定例会は以下の予定で開催されます。

日時:12月9日(日)16時〜

場所:秋津4丁目集会所

今年最後の定例会です。

終了後、その場でささやかな忘年会をします。

会費1000円です。忘年会に参加する方は、坂本、またはお近くの会員まで。

「大久保地区公共施設再生事業に関する説明会」に参加して

3月10日に実施された、上記説明会に参加した感想は以下のとおりである。

・常套句のように“住民の意見を真摯に聴き、計画に反映したい”と言っているが、
来月から工事が始まるのに、この時点で設計の変更は、このような事業を行う上で常識的には考えつらいことで、もしできるのであれば市の担当職員は“非常に優秀”と言いたい。

・住民からの質問は10人、一人2分という制限を設け、市民の意見を十分に汲み取ろういう意思はみられない。

・秋津で行われた“こども園”に関する説明会と同様に、市の態度は“意見は聞くが、もう決めたことである。今さら変更できない、住民の意見を聞いていたら事業が進まない。”と考えているとしか思えず、“住民無視を頑なに貫け”とどの部署にも指示がされているように思える。

・市の説明会は“説明会”ではなく“下達会”と読み替える必要がありそうだ。

このような市の住民に対する対応はそう簡単には是正されないだろうから、今後、秋津等で計画されている教育施設の再生計画に対して、内容をよく把握し、住民の意見を具体化し、地域住民との協議が必要であることを市に認識させるための動きが急がれる。

そのためには、市との交渉窓口を一本化し、住民参加の協議会を設置することを実現させることが急務である。